実はボケ防止にならなかった！サプリメントでＤＨＡ・ＥＰＡを摂取する効果

最近、物忘れが激しくなってきました。
一度言われたことでも、すぐに忘れてしまいます。
人の名前をなかなか覚えることができません。
覚えたものもなかなか思い出せません。
記憶力維持に有名なサプリメントといえば、ＤＨＡですよね。
自分が認知症になるのではないかと心配になって、最近は、サプリメントでＤＨＡを摂取するようになりました。

が、実は、ＤＨＡやＥＰＡは、ボケ防止（アルツハイマー、認知症）などに効果があるという根拠は見つけられませんでした。

ですが、ＤＨＡ、ＥＰＡには、血栓をできにくくする効果があります。
あくまでサプリメントなので、飲むだけで体調がよくなるというわけではありません。
しかし、不摂生な生活をしていても、サプリメントを飲んでいると、気分的に楽になれます。

ＤＨＡ、ＥＰＡは青魚に多く含まれる脂肪酸

私は、ジャンクフード大好きで、外食大好きで、健康志向のかけらもなさそうな生活をしています。
子供のころは、港町に住んでいたので、美味しい魚を食べていたのですが、最近はすっかり肉食になりました。
東京の魚って美味しくないと思うんですよ。
どうしても、スーパーで刺身を買おうって気になれないんですよね。
魚を食べる場所といえば、友人たちと行く料理屋くらいです。

私の話はさておき、魚、特に青魚に多く含まれているのが、ＤＨＡ、ＥＰＡと呼ばれる成分です。
最近の日本人は魚を食べなくなってしまったので、ＤＨＡやＥＰＡを摂取する機会が減ってしまいました。

「頭がよくなる」は根拠のない話

私は、頭を良くしたい、少なくとも現状維持したいと思って、ＤＨＡのサプリメントを摂り始めました。
しかし、頭がよくなるというのは、根拠のない話でした。
明治大学の科学コミュニケーション研究所がまとめてくれたＤＨＡ、ＥＰＡの効果に関する記述が参考になったので、斜め読みしました。
１９８５年に、イギリスの博士が「魚を多く食べる日本人の子供は、肉食中心の欧米の子供より平均的に知能指数が高い」と発表し、魚に含まれる成分、DHA、EPAに注目が集まりましたが、その後の研究では、否定的な見解に落ち着いているそうです。