もともと塗装用のマスキングに使われていたマスキングテープ。
それが、文房具として知られるようになり、メーカーでカラフルなマスキングテープを販売したところ大ヒット。
次から次に趣向を凝らしたデザインが販売され、世の文房具好きたちは、夜な夜なかわいいマステを求めてさまよった。
そうしていつしか、まるで抜け出せない沼のようにマステにはまり、多くの人間が飲み込まれていった。
それがマステ沼である。
と、まぁ、マステ沼というものがあります。
マステにはまると簡単には抜け出せないという比喩ですね。
愛すべきマステたち
私も、こんなにはまるとは思ってませんでした。
マステって、一つ一つが小さいから、買うのに抵抗がないんですよね。
今でも、もっと欲しい、もっと私のコレクションを充実させたいと思ってます。
マスキングテープは、今はあちこちに扱いがあり、かわいいものがひっきりなしに発売されていきます。
全く収集が追いつきませんが、かわいいものが出たら、衝動的に買ってしまいます。
昔はむやみやたらに買っていましたが、最近は、買うものは選抜するようになりました。
集めたマスキングテープですが、実は使い道が限られています。
テープの変わりにするとか、デザイン部分だけ切り取って手作りシール作るとか、手帳のデコに使うとか、そんなところが関の山です。
私も、もう一生マステを買わなくてもいいくらいのマステを持っています。
ついに、新しい物を買っても、収納できなくなってしまいました。
どうにかマステをたくさん使えないだろうか、と考えて、作ったのがこのブックカバーです。
文庫用のブックカバー
A4のコピー用紙の片面に、マスキングテープを貼りまくるだけです。
大量にマステを消費できます。
1.5センチ幅なら、4.2メートル消費できます。
やりすぎと思うくらい使えます。
もったいない気もしますが、使わないまま忘れてしまうほうがもったいないと思って、2枚作ってみました。
福袋に入ってきた、あんまり気に入ってないマステとか、残りが少ししかないマステを意識して使うと、心に負担がかからないと思います。
かわいいブックカバーができる上に、マステが消費できて、スペースが空けられるので、マステの使い道にお悩みの方はやってみてください。
実際に使ってみるとこんな感じになります。
が、マステの素材がよくないのか、手を離すと表紙が勝手にめくれてしまいます。
失敗した・・。
ちなみに、今読んでいる本は、王家の風日という小説です。
堅苦しい中国の歴史小説ですが、殷から周の時代の小説なので、封神演義が好きな人にはとっつきやすいと思います。
結構面白いので、ちまちま読んでます。
マステ沼から広い世界へ
マステ沼にはまると、今度は、紙モノに興味を持ち、それからクラフトに興味を持つようになりました。
マステが好きな人は、ほぼ紙モノが好きなので、マステ→紙モノという流れは鉄板な気がする。
で、紙モノを好きになると、おすそ分けファイルとか作りたくなるので、クラフトに流れるっていうね。
お金も時間もとられるけど、好きなものがあるって楽しいです。