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七帝柔道記で思い出した学生時代

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いろいろと読み漁っているのですが、最近読んだ小説が面白かったです。
増田俊也(ますだとしなり)の七帝柔道記(ななていじゅうどうき)です。

学生時代に打ち込んだこと

自分の学生時代のことを思い出す本でした。
私も、学生時代、仲間と一緒に、本気で、人生をかけたつもりでやっていたことがありました。
当時は、本当にしんどかった。
なんで始めてしまったんだろうと後悔しました。
やってみたいと見栄で始めてしまった自分を悔やみました。
最後の日には、もう一生やんない、と誓ったほどでした。
実際、しばらくはその界隈に近づくのも、思い出すのも嫌でした。

でも、時間がたって、もう一度向き合うことができるようになりました。
今は、あの頃の仲間のことを思い出して、元気でいてほしいと思ったりします。
練習がどれだけきついか文句ばかり言って笑い合ってた場面とか、理屈っぽい私に丁寧に説明してくれた友人の様子とか、思い出して、楽しかったと思えるようになりました。

ここが前線だ

私もかなり練習に時間をかけたほうでした。
いろいろ研究もしました。
その当時は、自分がその分野の最先端を競り合っているという喜びがありました。
「ここが前線だ」という感覚っていうんですかね。
最先端を走っていると思うと高揚しました。

同じように、何かに打ち込んだことのある人なら、この感覚、わかるかも。

挫折の経験

何をやっていたかはぼかしましたが、私にとっては、この学生時代にやっていたことが、人生で一番の挫折でした。
やってもやっても思うようにいかず、みんなに置いていかれ、数字は伸びず、光明の見えない日々。
でもね、そういう思いをした人のほうが強いんですよ。
仕事で大なり小なりの失敗をやらかしますが、そんなの、学生時代の挫折に比べたら全然どうでもいいことなんだもん。
強く生きられます。

七帝柔道記
てなわけで、あなたの輝かしい時代を思い出せるであろうこの七帝柔道記。
面白かったです。
アマゾンアンリミテッドに加入しているなら読んで損はないと思います。